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オリゴ糖

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古来より甘味料として使用されてきた砂糖(ショ糖)に対し、その代替品としてこれまでさまざまな甘味料が開発されており、現在、日本においても多くの種類の甘味料が食品に使用されています。食生活の変化などにより、最近では、低カロリー、低う蝕性(虫歯になりにくい性質)、腸内環境の改善などが甘味料に求められるようになっています。その中で、オリゴ糖は、その一役をかうと注目されています。
「オリゴ」とは、ギリシャ語で「少ない」という意味で、糖質の最小単位のブドウ糖、果糖などの単糖が2~10個結合したものを「オリゴ糖」といいます。
ただし明確な定義はなく、ショ糖・麦芽糖・乳糖などの二糖類も本来はオリゴ糖の仲間といえますが、一般的には3つ以上の糖が結びついたものをオリゴ糖と呼んでいる場合が多いようです。
低消化性(低エネルギー)で、整腸作用や腸内細菌を増やす作用などが知られています。砂糖を原料に酵素を作用させて作られるフラクトオリゴ糖や、大豆から天然成分を抽出・分離させた大豆オリゴ糖、乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させたガラクトオリゴ糖などが代表的です。ビフィズス菌などの善玉菌と呼ばれる腸内細菌の栄養源となってそれらを増やす効果があり、特定保健用食品として認められています。またトレハロース・パラチノースは、むし歯になりにくいことや消化されにくくエネルギーとして使われにくいことから、代替甘味料としてよく使われています。ごぼうやバナナ、大豆、玉ねぎなど、日ごろ口にする食品にもオリゴ糖は含まれています。砂糖売り場にオリゴ糖が並んでいるのですが甘みは控えめなため、使いすぎてエネルギーを摂りすぎてしまうこともあり注意が必要ですが、上手に日ごろの食事に取り入れるといいでしょう。

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